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【石垣島】気をつけて!生態系を壊す主な外来生物 

2022年5月4日

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石垣島にも外来生物がたくさんいて、すでに自然界のサイクルの中に入っているものもあれば、生態系を大きく壊している生物もいます。
動物だけでなく植物にも多くの外来種があります。
人間が持ち込んだために、生態系を狂わせ、そしてその駆除をまた人間が行っています。
石垣島で大きく生態系を狂わしている生物をピックアップしながら問題点を掘り起こしていきます。

外来生物とは

外来生物は本来の生息地から違う土地に持ち込まれた生き物です。
人が運んだり、荷物に紛れ込み野生化し繁殖します。

風鈴

自分の力で移動する渡り鳥、回遊魚などは外来生物といいません。

外国からだけでなく、国内から国内に持ち込まれても、外来生物となります。

外来生物が持ち込まれた主理由

・食料のため(食用動物など)
・農業のため(受粉)
・飼育のため(鑑賞用、愛玩用)
・害獣害虫対策のため
・輸入品、荷物、人にくっついたため

外来生物の影響

・在来生物の減少(外来生物が捕食・在来生物と交雑・すみかや食べ物を奪う)
・病気やけがの原因になる
・環境に影響する(地形の変化など)
・産業に影響(農業・漁業に被害)

石垣島で自然界に大きく影響を与えている外来生物

オオヒキガエル

出典:Wikipedia
Froggydarb, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1552230による

オオヒキガエルは特定外来生物(生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの)に指定されています。
サトウキビ駆除のために持ち込まれました。
石垣島にも多くのオオヒキガエルが生息しています。

風鈴

天敵がいなく、繁殖力が強いため爆発的に増えました。
しかも、モリモリ食べる!数少ない貴重な生き物もどんどん食べ、他の種類のカエルまで食べてしまうんです!

毒の出る巨大な耳腺(じせん)があり、この毒が目に入ると失明することもある危険な生物です。
オオヒキガエルを捕食した生物もその毒にやられて死んでしまうので、まさに無敵状態!

この耳腺から毒が出てきます!恐るべし。触らないようにしてください。
また、夜行性なので、雨降りあとの夜にたくさん出てきます。

風鈴

石垣島では以前、環境省が「石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦」を行っていました。
ちなみに捕獲したオオヒキガエルは冷凍して処分されていました。

風鈴

また、北部の中学校ではこの冷凍保存したオオヒキガエルを解剖し、どんなものを食べているか調べ、生態系を考える授業を行っていました。

グリーンイグアナ

グリーンイグアナは要注意外来生物とされています。
ペットとして飼われていたグリーンイグアナが野生化し繁殖したと思われます。
グリーンイグアナは大きくなり、植物や昆虫類を摂食するため、生態系への影響が懸念されています。
石垣島北部の石垣市立明石小学校でも多く目撃されています。大きいもので1m50cmほど。
こちらの小学校の運動場では卵も見つかっています。

風鈴

イグアナを見つけても手出しはしないように。噛みついたり、爪で攻撃されるかもしれません。

もし、見つけた場合 環境省石垣自然保護官事務所(0980−82-4768)へのご連絡をお願いします。

インドクジャク

美しい羽根をもつ孔雀ですが、八重山諸島では野生化し要注意外来生物として指定されています。
また、固有種のミヤコカナヘビなどの生態系への悪影響や、農作物への被害もでています。


インドクジャクは本来は日本に生息していない生物です。
観賞用に持ち込まれ野生化したと言われています。


現在では宮古島、伊良部島、石垣島、黒島、小浜島、新城島、与那国島で定着しています。
さらに西表島でも確認。
罠や銃器などを使った駆除を定期的に行っています。

風鈴

石垣島のバンナ公園にも繁殖しており、すぐに見つけることができます。
鳴き声も猫のように「ミャー」と鳴くのでわかりますよ🙀
しかし、警戒心が強いので、すぐに逃げてしまいます。

風鈴

一度食したことがあります。
臭いと言われてますが、処理を上手にすれば美味しくいただけます。
キジ科なのでキジに似た旨味があります。

マダラロリカリア(プレコ)

通称「プレコ」は南米大陸に生息するナマズの一種で、「生態系被害防止外来種リスト」に選定されています。
プレコは水槽のコケを食べるお掃除役として販売されています。
近年、石垣島の名蔵ダムで発見されて繁殖をしていることがわかりました。
寿命が長く、水質悪化にも強いので個体数が増えることを懸念しています。
また、繁殖のために、土手を削ってしまうことも 問題視されています。

風鈴

成長が早く大きくなりすぎて飼いきれなくて放流したことが原因と考えられています。

プレコ豆知識

プレコの目はネコの目のように明るさで変化します。
暗い所では丸く、明るい所ではオメガ(Ω)を逆さまにしたような形になることから、オメガアイと呼ばれています。

プレコだけでなく、ティラピア、アメリカザリガニなどの外来生物も生息しています。
外来生物が増えていくと、在来種が絶滅する可能性が高くなります。

外来生物法

外来生物法は生態系、人の生命、身体、農林水産業への被害を防止するための法律です。
もし、違反すると、場合によっては非常に重い罰則が科せられます。

特定外来生物の禁止事項

・飼育、栽培の禁止
・運搬、保管の禁止
・輸入の禁止
・売買、譲渡の禁止
・野外に植える、放出などの禁止

風鈴

3年以下の懲役、もしくは罰金が科せらることもあります。

人間の身勝手で多くの生き物が処分されるという現状です。
外来生物もまた人間の被害者です。
責任をもって、生き物と接しましょうね。

今回、執筆するにあたり色々な本を読みました。
その中で楽しく外来生物について学べる本をご紹介!
イラストが可愛らしく小中学生から読むことができます。

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