島ぐらし

沖縄の貧困と同調圧力、そして自尊心

2021年7月16日

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沖縄は貧困率ダントツ1位である理由はなぜか?

沖縄に移住している私もかなり気になるところです。
今回紹介する本から、沖縄の問題を自分なりに考えてみたいと思いました。

風鈴

フルタイムで働いても生活がいつもカツカツだよ・・。

「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」著:樋口耕太郎 出版:光文社新書

著書では「基地関連収入」や「酒税軽減措置」やほかにも多くの恩恵を受けながらも

沖縄が貧困であることを投げかけて、著者の分析が綴られていました。

沖縄県出身ではないのに?沖縄社会が理解できるのか?

と正直疑問に思いながらも読み進めていきました。

要約

沖縄の事業が延びないことや会社成長がしないのは、沖縄社会は同調圧力が高いからだ。

風鈴

親戚関係や友人関係の忖度が良くも悪くも関係しています。

出る杭は打たれることが多い。そして多くのウチナーンチュは必要以上に人間関係に気遣っている。それは「できる人、変えていく人」は無意識に排除してしまう社会だからだ。

風鈴

狭い島社会の中にいると自分自身の意見を言えない場合があります。

この変化を求めないことが、企業の成長を足止めしてしまう。

そして企業は本土から援助をもらう。これが沖縄の企業を支えている現状だ。

意外に感じたのはウチナーンチュが周りに同調する根本的な原因は自尊心の低さだという。

風鈴

なんくるないさ(どうにかなるさ)の精神と逆ですね!

そしてそれが、DVや自殺率にもつながっている。沖縄は自殺率も高い。

この自尊心を高めるためには「人の関心に関心を注ぐ」ということが大事である。

多くの人は「人に関心を示す」が、「人の関心に関心を注ぐ」ことは少ない

一人ひとりの話に傾聴することが極めて大事だということだ。

そして、沖縄社会は日本の縮図であり、本土では表面化していないだけである。

コロナにより、世の中が変わりつつある。

沖縄社会の中で必要だと思っていたことが必要でなくなり、人間関係が浮き彫りになり、環境問題、家族問題が見え始めている。

これからの沖縄社会は本土化するのではなく、新しい沖縄になるためには一人ひとりが自分を愛することである。

風鈴

本土ではない新しい沖縄はどのようになるのでしょうか

まとめ

沖縄社会だけの話かと思っていたら、日本人に問いかけているようでした。

疑問

・なんくるないさーのウチナーンチュは自尊心が低いのだろうか?
・一人ひとりが自尊心を高めていけば貧困がなくなるのだろうか?

はっきりとしたその答えをまだ見つけきれませんが、周囲の子どもたちを見ると、一見やまんぐー(わんぱく)な子供たちも自尊感情の低い子が多く感じることがあります。
元々センシティブな子どもたちもいますが、親の貧困や虐待なども関係してるのではないでしょうか。負のループを感じます。

キーワードは「人の関心に関心を注ぐ」という言葉。
この言葉はとても私の中に残りました。

多くの人たちに読んで、自分のこととして考えてもらいたいと思う1冊です。

沖縄だけの問題ではなく、日本の問題でもあり、個の問題でもあると感じました。

著者は沖縄出身ではありませんが、波乱万丈な人生を歩みながら沖縄に移住して19年近くになります。
本土の視点も持ちつつ沖縄社会にも精通している彼の言葉は鋭く説得力がありました。

風鈴

まずは身内から。家族の話を傾聴してみよう!

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