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「いつの世までも」島の伝統工芸品 八重山みんさー 

2021年9月23日

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石垣島の八重山ミンサーは他県にはない伝統工芸品です。
その八重山ミンサーについての歴史や技法などの特徴、どんなお店でどのようなものが売られているかなどをご紹介します。

八重山ミンサーとは?

「八重山ミンサー」は素材が木綿、組織が平織り、生産地が石垣市と竹富町とする織物です。

五つの市松柄は「いつの」という意味を、四つの市松柄は「世」という意味をそれぞれ表し、「いつの世までも末長く」という思いが込められています。元々は、藍一色の帯であり、これを愛する男性に贈ったものでした。

また両端のむかで脚のような柄は、昔の通い婚の名残を残し、「足繁(しげ)く私の所へ通って来て下さい」という気持ちが込められています。

風鈴

いつの世までも・と誰かから言ってほしいなぁ❤

八重山ミンサーの歴史

八重山ミンサーの起源は定かではありませんが、アフガニスタンの絣(かすり)の帯から中国へ、そして八重山へ伝わったと言われています。その一方でインドから伝わったという説もあります。

日本においてはその技術が沖縄から北上していったとも言われています。
ですから沖縄は絣の入り口とも言えます。

ミンサーの種類

大きく分けて2つあります。

絣織・・・前もって染め分けた糸を経糸(たていと)、緯糸(よこいと、ぬきいと)、またはその両方に使用して 織り上げ、文様を表すもの(与那国ミンサーと竹富、西表、小浜を含む八重山ミンサーなど)

ウィキペディア

花織・・・糸を浮かせる技法です。(読谷村ミンサー、首里ミンサー、伊波メンサーなど)表は経糸が浮き、裏は緯糸が浮き上がり、それぞれに味わいのある風合が楽しめます。

八重山ミンサーはどこで買う?

石垣島でしたら、空港やホテルなど様々なお土産品店でミンサーグッズを購入することができますが、できたら、老舗などに行って色々なミンサーを見てほしいと思います。

アクセスばっちり!「あざみ屋みんさー工芸館」

たくさんのミンサー織の商品がずらりと並んでいます。
コースターなどの小物から鞄、ミンサーウエアなどたくさんの種類があります。
お土産品店にはないほどの品ぞろえ。また、資料展示室や手織りの体験もあり親子で楽しむことができます。
体験希望者は事前に予約してほしいとのことでした。

体験は大人から子供まで楽しめるようになっています。

Aコースコースター約11cm×14cm20分〜30分1,500円
Bコーステーブルセンター約20cm×36cm45分〜50分2,500円
Cコーステーブルセンター(大)約28cm×42cm50分〜90分3,500円
Dコースタペストリー約39cm×90cm3〜4時間8,500円

上記料金には作品の材料費、消費税が含まれています(値段は変わる場合もあります)

👇こちらからは体験予約ができます。

すべて手織りの反物から商品になっています👇

石垣島では普段使いというより贈りものが多いように思います。

私も石垣から発つ友人に「いつの世までもお友達」という意味を込めて小物をプレゼントします。

また、両親に落ち着いたポーチやバッグを買ったこともありました。

キャリアをもつ先輩に友人とお仕事バックを購入したものが👇

夏花という色のショルダーバッグです。それぞれの名前に意味があるそうです。

A4ファイルがきちんと入り、大きすぎることない素敵なお仕事カバンです。

もちろん普段使いもOK。品があり長く使えそうです。

このタイプは三色あり、贈る方のイメージに合わせるといいですね!

 もうひ一つ私がおすすめしたいバッグ。

沖縄をイメージさせる藍色とミンサー柄の大人可愛いバッグ。

年齢を問いません。大事に使えば一生モノ。

驚いたのはお店に隣接していた「石垣さかい商店」。なぜ?と思いましたが、

ゲンキ乳業とみんさー工芸館の経営者が同じ方でした。

市役所通りの「石垣さかい商店」のほうがもちろん品ぞろえが多いですが、

ゲンキシェイク目的であれば、駐車場もあるので、車であればこちらの方が良いと思います。

みんさー工芸館を見学後、こちらでゲンキシェイクorゲンキクールサイダーっていうのもいいですね♪
*閉まっている場合もあります。

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敷地内のカフェ

みんさー工芸館の敷地に素敵なカフェがあります。
cafe 54EVER」という昭和レトロな雰囲気とミンサー織の洗練さが融合して、モダン的内装になっていました。

背もたれにミンサー織があって素敵でした

奥には4人向けの丸テーブル。ちょっとした個室になっていて居心地が良かったです。

カフェおすすめの「エバーワッフル 波照間島黒蜜・ホイップクリーム」(480円)とアイスコーヒーを注文しました。
ちょうど焼きたてで生クリームも甘すぎずコーヒーとぴったり!美味しかった~

風鈴

テイクアウトもできますよ~

風鈴

奥の個室だと時がたつのを忘れてのんびりできました。

cafe 54EVER

所在地: 〒907-0004 沖縄県石垣市登野城909
電話番号: 0980-82-3473 
営業時間:10:00~17:00(不定休)
駐車場可能台数:15台(みんさー工芸館と同じ)

みんさー工芸館のお店情報

所在地: 〒907-0004 沖縄県石垣市登野城909 
電話番号: 0980-82-3473   
営業時間 9:00~18:00 年中無休
駐車可能台数:15台(無料)

アップサイクルを行う「石垣島みね屋工房」

名蔵湾沿いにあるみね屋工房さん。

入ったら織機があり、素敵な雰囲気でした。👇のは展示用

八重山ミンサーもありましたが、目をひくのは花織みんさ。

絣織のものとはまた違い、ミンサー柄が浮いていてとても可愛いです。

素敵なバッグも沢山ありましたが、小物がとても充実していました。

花織りってとても手が込んでいて本当に素敵な伝統工芸品!
後継者を絶やさずにずっと続いてほしいと切に願います。
できるだけ貢献できるようにプレゼント等で活用したいと思います(自分にはなかなか買えませんので・・)

また、こちらは自宅にある反物をアップサイクルしてミンサーウエアにしています。
素晴らしい試み!!箪笥にずっと眠っていた反物が再び息を吹き返し、新しく生まれ変わる!ずっと応援していきたい企業さんです。

こちらも、はた織体験があります

作品料金(1名様/材料費・消費税込)所要時間(目安)
しおり1,500円10~20分
コースター1,800円15~30分
花瓶敷2,500円30~40分
花織金具付きストラップ1,980円20分
カラーパワーストラップ1,650円20分
花織お守り2,200円30分
花織風景織2,500円
※額装は別料金 550円
20分

行く前に電話でご確認くださいね。他にも草木染体験等もあるそうです。

みね屋工房お店情報

所在地 : 沖縄県石垣市新川湧川原1129-2 

営業時間:AM9:30~PM6:30(年中無休) 

電話番号:TEL:0980-83-0039

駐車場: 何台でも停められます(広大です)

まとめ

みんさー工芸館さんも みね屋工房さんもどちらも島の伝統工芸を守りつづけ、アイディアを出し、ミンサーウェアなどの制作など現代にマッチしたものを作り続けています。糸の染色から織り、製品化まで一貫して手がけているのは本当に素晴らしいと思います。石垣に来られた時はぜひ、はた織体験などしたり、商品を見たりしながら、ミンサーの歴史を感じ取ってほしいと思います。

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