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世界で最も美しいヤシ「米原のヤエヤマヤシ群落」

2022年3月23日

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石垣島の米原に高さ15m~20m前後の大きなヤエヤマヤシが自生しています。
このヤエヤマヤシは世界でもっとも美しいヤシと言われています。

ヤエヤマヤシとは

ヤエヤマヤシは八重山諸島のみに自生する固有種の大型ヤシでこの1種のみです。

昔、ヤエヤマヤシは「ビンロー」、「ノヤシ」と呼ばれていました。
しかし、ヤシ研究者の佐竹利彦氏らの調査によって米原に自生しているヤシは新種であることがわかり「ヤエヤマヤシ」と改めました。

学名(世界共通の名称)は「サタケンチア・リュキュウエンシス」。
この「サタケンチア」はヤエヤマヤシの研究に力を注いだ佐竹利彦に敬意を表して名づけられました。

米原のヤエヤマヤシ群落は、本土復帰にともない国の天然記念物に指定されています。

風鈴

米原のヤエヤマヤシ群落は400~500本自生し、世界でここだけの景観です!

米原のヤエヤマヤシ群落

ヤエヤマヤシ群落入口
米原のヤエヤマヤシ群落

こちらの案内表示のすぐ先にヤエヤマヤシ群落への入り口があり、見に行くことができます。
ヤエヤマヤシ群落までの道のりは舗装されているので安心。
距離も短いのでお子様の足でも大丈夫です。10~15分程度で着きますよ。
またヤシで覆われているので夏でもとても涼しく感じます。

国内希少種「イシガキニイニイ」という体長19~23㍉の小型のセミがこのヤエヤマヤシ周辺に生息していると言われていますが、ここ近年イシガキニイニイは確認されていません。

イシガキニイニイ

イシガキニイニイの成虫は6月初めから7月半ば頃にかけて見られます。羽の一部が白くなているのが特徴。
個体数は少なく、絶滅危惧一種とされ「国内希少野生動植物種」に指定されています。

風鈴

見つけても生息保護地区となっていますので捕獲は禁止です。

ヤエヤマヤシ群落の遊歩道
ヤエヤマヤシ群落の遊歩道

ジュラシックパークのような道をくねくねと歩いて行くと・・。

テラスのような場所があり、そこから高~いヤエヤマヤシをみることができます。
青空にヤシ、とても綺麗でした!
また亜熱帯の木々やヤシが生い茂る道のりを歩くのも、とても楽しいです。

風鈴

ヤシの写真は高いので真上を向いて撮りました。首が痛くなります(笑)

こちらのヤエヤマヤシ群落入口の近くにお店が2軒あります。どちらも美味しいジュースを飲むことができます。

カニステルのジュース

ぱぱ屋さんのカニステルのジュース♪」(¥500)
カニステルをジュースで飲んだことがなかったため挑戦!
サトウキビの絞り汁とカニステルをブレンドした天然ジュース!美味しかった~!!
また、こちらでした買えない「米原の海塩」がありました。
ヤエヤマヤシを見に行きがてらフレッシュなジュースをどうぞ!

ぱぱや

とてもローカルなお店です。年季も入っていて驚く方も多いですが、「イマドキのオシャレなジュース」ではなく「島のジュース屋さん」として楽しんでください。
ジュースはとても美味しいです!!

ヤエヤマヤシ群落

サタケ八重山ヤシ記念館

ヤエヤマヤシ群落のすぐ近くに「サタケ八重山ヤシ記念館」があります。
2005年にオープンしたこちらの記念館はとても綺麗。駐車場も完備されています。
記念館の周辺には遊歩道が整備されていて散策することができます。

ヤシ記念館前道路
ヤシを原料とした製品
ヤシを原料とした製品
ヤシ記念館
様々なヤシの種子

ヤエヤマヤシと世界のヤシを集めた記念館です。
佐竹利彦氏の研究が展示されています。
様々な種類のヤシの世界分布、ヤエヤマヤシの分布、珍しい種子や、ヤシの化石など
興味深いものがたくさんありました。

風鈴

ヤシばかりをあつめたヤシ記念館。ディープな世界です♪

屋上にいくと、最高の眺めが!
オオゴマダラ?らしきモニュメントと美しい海が迎えてくれますよ。
また、上述したヤエヤマヤシ群落とセットでこちらの記念館を訪れたらヤシについての知識も一層深まると思います。

サタケ八重山ヤシ記念館

住所  沖縄県石垣市桴海554
営業時間 9:00~17:00 無休
電話 0980-84-4568
入館料 ¥300(小学生無料)

このヤエヤマヤシ群落の向かい(海側)には青の洞窟につながる道があります。
青の洞窟へはツアーがおすすめです。運が良ければウミガメにも出会うことができますよ

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