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近道コースで野底マーペーの絶景を楽しめる♪

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石垣島にある野底岳は地元では野底マーペー、ヌスクマーペーと呼ばれています。
海抜は282.4メートルで頂上には大きな岩があり特徴ある山です。
天気が良い時の頂上からの景色は360°パノラマビューの絶景です。

マーペーからの美しい眺望
マーペーの頂上

野底マーペーの登山はふもとから行くコース(約1時間)と近道コース(約20分)があります。
体力に自信ある方はふもとからでも大丈夫ですがここ近年、遭難が多いので初めて行く時は詳しい方と一緒に登るか、もしくはツアーに申し込みをしていくのがおススメです。
今回は近道コースをご紹介します。

野底マーペー(近道コース)へのアクセス

野底マーペーまでは石垣島中心部から車で約45分。石垣空港から車で約30分ほどで着きます。
近道コースは国道79号線を北上します。
右手に見える野底小学校をから更に北に車を走らせると兼城という地域があります。
兼城に入ったら下記の写真にある場所を右折。

マーペー登山口への道

小さな看板には「野底線」と書かれています。

そこから上に上がっていきます。
数分で着きますが、対向車も時々来るのでゆっくりとした運転でお願いします。

マーペー登山入口

緑の看板が登山道入口の目印です。

車の待避場所

車は数メートル先の待避場所に駐車しましょう👆

いざ、登山へ

車で8合目まで行くので、登山はおよそ20分程度ですが下記のポイントをご覧ください。

マーペー登山のポイント

①雨の日とその翌日は滑るので中止をおすすめ(翌日雨がやんでもぬかるんでます)
②靴で登る(サンダルは✖)
③冬がおすすめ(夏は湿度が高すぎる)
④進む方向に目印があるので、見失わないようにする(遭難する)
⑤軍手があれば登りやすい(ロープをつかむため)

よっぽど体力に自信がある方なら大丈夫ですが、近道コースを選ぶということはちょっと自信がない方だと思います(笑)
③については夏はヒルや虫も多く、しかもかなり暑いです。

風鈴

自分の体力を過信せず万全の準備をしてから登山をしてくださいね。

目印を見失わないように、亜熱帯の植物をかき分け山道を登っていきます。

ほとんどの山道にロープがあるので急傾斜でも登れます。
このようにロープをつかむことが多いので軍手の準備をしておくことをすすめます。

こんな木も突然どーんと現れます。
また色々な植物観察もできて楽しいですよ。

しばらく進むと左へ行くと山頂、右へ行くとふもとに着く案内表示が出ます。
ちなみにこの場所から山のふもとに下山するときに、多くの遭難者が出るそうですので、山のふもとから登山、下山する方は気を付けてください。

風鈴

毎年と言っていいほど、遭難者が出ています。

こちらの案内表示から更に急傾斜をよじ登りながら頑張ると頂上に到着♪

絶景ロケーション!怖そうに見えますが、👆の場所は下に落ちてもすぐ地面だから怖くありません。

頂上は狭くあまり大勢の人がいるとゆっくりできないので、順番よく楽しんでくださいね~。

マーペーに伝わるお話

野底マーペーには古くから民話が伝わっています。

頂上付近に「伝説 ヌスクマーペー」という看板があります。

伝説 ヌクスマーペー

美しいマーペーという娘とその恋人のカニムイは黒島に住んでいました。
しかし、琉球王府からマーペーは未開の地である野底に強制移住をさせられてしまいました。
離れ離れの中、マーペーのカニムイへの思いは募るばかり。
カニムイの住む黒島を見たいと思い、野底岳に登りましたが黒島は於茂登岳がじゃまをして見ることができませんでした。
マーペーは悲しみのあまり石になってしましました。

風鈴

悲しい伝説のある野底マーペーです。

また、野底地域ではこの民話をあらわすかのようにツィンダラ(ツゥンダラ)節として歌い続けられています。

登山後(前)の寄り道

野底側から近道コース(登山道入り口)を更に越えると展望台が見えてきます。
ちなみにこの展望台を見つけたら、「あっ登山道入り口通り過ぎた!」と気がつきます。

駐車場はないですが、少し空いた道路わきに停めれます。

この展望台から見える野底マーペー。
目を凝らすと頂上の岩も見えます。

風鈴

岩に人が登っているとそれもうっすら見えるので面白いですよ~

終わりに

野底マーペーの近道コースは気軽に登山できるので、つい侮ってしまいがちですが自然相手なので天候等をみて判断し、慎重に登山してください。


また、山のふもとから登る場合、特に観光でいらっしゃる方はエコツアーに申し込むほうがいいと思います。
安全性はもちろん、野底岳の話や動植物についても詳しく聞くことができるからです。
下記は野底でエコツアーを営んでいるふくみみさんです。
地質にも詳しいです。安心して登山を楽しめますよ~

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