石垣市街地から少し離れた大里にある『大里売店』が注目を浴びています。
十数年、あんつくなどの民具を作り続けていた方が前身の売店とは違う大里売店を始めました。
近年、若い方たちも民具に興味を持ち、民具づくりを体験する方が多くなってきました。
そんな民具を販売したり、ワークショップで体験ができる石垣島の『大里売店』さんをご紹介します。
民具とこだわりの商品が並ぶ大里売店
大里売店の中に入るとちょっとびっくりです!普通の売店さんと店内の雰囲気が違います。
ステキな民具とこだわり商品がたくさんありました。
例えば花谷農園さんの新鮮な有機野菜、石垣島ミルククラウンのヨーグルト、パイオニア企画の産みたて卵、ギビングツリーホームの天然酵母の手作りパンなど目を引くものがたくさん!

棚にはあだんの草履や、月桃のかご、水筒ホルダーなど色々な民具が置いてありました。
持ってみるとしっかりと編み込んであり、ずっしりとした感触がありました。
とても丈夫だと思います。

月桃で編んだバッグ(あんつく)やクバのつるべが上部につるされ、テーブルにはススキの穂が飾られていました。
こだわりの玄米や黒紫米などもありました。

楕円形の可愛いカゴにはモダマやカショウクズマメなどの珍しい豆が飾られてあり、とても興奮!

消しゴムハンコも置いてありわくわく!!

あだんの実の炭も発見!こちらは明石直売所にもありました。同じところから卸しているようです。
脱臭効果とインテリアにもよさそうですね。お守りも可愛らしかったです。
明石直売所の記載記事👇
民具のワークショップを楽しむ
民具にするまではとても時間が必要です。月桃などの材料を調達することから始まります。
民具の種類によって植物(月桃、アダン、クバ等)を調達し、それぞれ天干しにしたり陰干しにしたりします。
かなりの重労働!

奥のクルンと丸まっているものは月桃のテープとおっしゃっていました。月桃の茎をテープ状にしてカゴなどを作る時の材料にします。
手前は月桃の円座が干してありました。こんな円座が家においてあればとても素敵ですね!
大里売店では予約で民具の体験ワークショップがあります。

雨の日にも楽しめるワークショップです。
👇がワークショップの詳細です。
講習代 | 材料代 | 所要時間 | |
月桃斜め編みコースター | ¥1,000 | 無 | 1時間 |
ガンシナー | ¥1,000 | ¥1,000 | 1時間 |
月桃ランチョンマット | ¥2,000 | ¥2,000 | 2時間 |
結び編みペットボトル入れ | ¥2,000 | ¥2,000 | 3時間 |
卓上月桃かご | ¥2,000 | ¥2,000~ | 3~4時間 |
あだん葉ぞうり | ¥5,000 | ¥3,000~ | 2日 |
月桃あんつく | ¥5,000 | ¥5,000~ | 2日~ |
月桃かごバック | ¥5,000 | ¥6,000~ | 2日 |
大里売店詳細情報
ご希望により材料採りから教えていただけます。
材料は別売りも可
営業時間 AM8時~PM7時
定休日 水曜日
連絡先 大里売店(090-6868-0941)
住所 石垣市白保1794-9(Googleマップでひらく)
👆とっても素敵なあんつくですよね!!
インスタから、その日入荷したものや素敵な民具の紹介を見ることができますよ。
ワークショップをするにあたって、材料の準備も経験したければ、ワークショップとは別日に行います。
自分の作りたいものや、時間を考えて挑戦してみてはいかがでしょうか?
売店を経営してされている民具の達人はとても人当たり良く、楽しいのでユンタク(おしゃべり)しながら、あっという間に時間は過ぎ去ります。
私は民具ではありませんが、お正月前に『酉飾り』のワークショップに参加させていただきました。
酉の身体は月桃の葉を縄ないをしました。
足の部分は藁(ワラ)で縄ないをし、本体につけます。
この縄ないが慣れるまで難しく、水で濡らし、お尻で固定し縄をなっていきます。

お尻も両手も頭も使い心が無になります。

👆お米がなくなれば(ネズミに食べられたり・・) ドライフラワーなどをプラスしたりして自分なりのアレンジをしながらずっと飾っておけるそうです。
月桃のいい匂いがふんわりと香る『酉飾り』。
メニューにはありませんが、希望を伝えればワークショップは可能だと思います。
民具については、実際に石垣に観光に来た時に大里売店さんで体験したり、実物をみて購入するほうがいいと思います。
しかし、なかなか旅行へ行けない場合、大里売店さんのものではありませんが、通販で買うこともできます。
Amazonで探すことができませんでしたが、yahooショッピングにはいくつかありました。
調べたら良いものでしたのでよかったらどうぞ!👇
石垣島旅行はじゃらんで♪