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石垣島最北端 平久保崎灯台と絶景の海

2021年12月20日

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石垣島の最北端の『平久保崎灯台』は青い海と空と白い灯台のコントラストが美しく、雄大な眺めを満喫することができるおススメの観光スポットです。
東シナ海と太平洋が広がる水平線は地球の丸みを感じることができるでしょう。
平久保崎灯台の楽しみ方や見どころをご紹介します。

恋する灯台のまちに認定

2016年に『恋する灯台のまち』として日本ロマンチスト協会より認定されています。

風鈴

恋愛の聖地と認定されてから多くのカップルや観光客が訪れています。

残念ながら2021年の時点では下に降りて灯台の近くまで行くことができませんが、上からの眺めでも十分素敵です。

石垣島最北端からみる夕日

日没時には灯台を赤く染めるサンセットを眺望でき気分もますます盛り上がるはずです!


灯台近くに小高い展望台(岩場)があり、登ることができますので、歩きやすい服装やスニーカーがおすすめです
足元には十分注意が必要です。
上からの眺めは360℃の大パノラマで、サンゴ礁と白い灯台が更に際立ってとてもきれいです!
天気が良い時は稀に多良間島を見ることができます。
また、平久保の冬は北風がかなり強く吹き、体感気温もグンと下がります。
冬場は暖かい服装でお出かけください。

平久保崎灯台を望む火番盛(ひばんもり・ひばんむい)

平久保崎灯台の東側(右手側)に火番盛といわれる丘があります。または、平久保遠見台(ひらくぼとおみだい)とも呼びます。
下記の画像の赤い矢印の部分(丘の頂上部)が史跡指定範囲です。

火番盛について

平久保崎には船の往来を監視する人が小屋で寝泊まりしていました。
船が見えると、松の木を燃やして、火と煙によって川平に伝えていました。
その小屋を番屋(ばんや)といい、監視小屋のあった盛を火番盛と呼んでいました。
(参考文献:石垣島の風景と歴史~周遊の旅・東周りの旅~ 発行 石垣市)

風鈴

異国船の来航が多かったので、その監視と通報のためにあったんですね!

風鈴

背景にはキリスト教の禁教や鎖国、スペイン艦隊の侵入などの影響があったと言われています。

火番盛は宮古島や多良間島、竹富町、与那国島にもあり、その18カ所を一括して『先島諸島火番盛』として国の史跡に指定されています。
こちらの丘は私有地であり、危険も伴いますので立ち入らないようにお願いします

フージバナリ(だいちばなり)

平久保崎灯台の約400m北に見える小島は『フージバナリ』(大地離)と呼ばれています。
18世紀初期に編さんされた『八重山諸記帳』には平久保大鳥と名付けられた鳥が飛来していたという記録が残っています。

フージバナリ

上記の『平久保大鳥』はアホウドリではないかという一説があります。
アホウドリは 特別天然記念物で絶滅危惧種であり国際的に幻の鳥と言われています。

2021年2月にコアホウドリが石垣島で保護されました
しかし、石垣島では繁殖していないのでどこからか迷いこんだのでしょう。

今はベニアジサシ・エリグロアジサシなどの海鳥の繁殖地となっています。

風鈴

はるか昔は、今よりもさらに自然豊かで壮大な島の風景が目に浮かんでくるようです。

平久保崎灯台へのアクセス

最北端の平久保崎は市街地から車では1時間以上、空港からは50分ほどかかります。県道206号線に入りひたすら北上します。
信号機もなく飛ばしてしまいがちですが、カンムリワシやシロハラクイナなどの動物もいるため、ゆっくりとした運転をお願いします

206号線を北上すると平久保崎灯台の案内表示があります。標識通り左折し、進んでいくと無料駐車場が見えてきます。
約10台ほど停めることができますが、シーズン時期ですと満車になることが多いです。
トイレ、自販機もありますので、ご安心くださいね。
散策の所要時間は約30分程度あれば十分見ることができます。
また、バスの本数は非常に少ないために、レンタカーをおすすめします。

まめ知識!

石垣島をドライブしている時にみかけるこちら👇

ラップサイレージ

ラップサイレージといって、牧草を刈り取ったあとに丸めてラップフィルムでくるんだものです。
こうして保存すると牧草は乳酸菌の作用で発酵し、サイレージという餌になります。
以前は白い色のラップサイレージばかりでしたが、最近はピンク、水色、緑など様々あり観光客からも人気になっています。
色はカラスやその他の鳥類から保護するためにあるそうです。

風鈴

牧場の中で色とりどりのサイレージがコロンと置いてあるととても可愛いです。

石垣市街地から平久保崎灯台までは長い道のりです。ゆっくりと景色を堪能しながらドライブを楽しんでくださいね。

👇平久保崎灯台へ行く途中の明石から入るエコロードの記事です。
*一度Uターンして戻った方がいいです。

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