名蔵アンパルや、宮良川とならんで、マングローブ林を見られるのは石垣島の北部にある「吹通川」です。カヌーでマングローブの奥まで行くことができるので様々な動植物の生態を間近で見ることができます。

「海の森」吹通川のマングローブ
吹通川のマングローブは主にヒルギの群落によって形成されています。そのヒルギ群落は昭和48年に天然記念物として石垣市の文化財に指定されています。
マングローブでは落ち葉を養分とする微生物がいて、それを餌にするカニ、稚魚が育ちマングローブ林は「海の森」とも呼ばれています。また、そのカニなどを餌とする鳥類も訪れ陸上の生態系も支えています。
吹通川へのアクセス
吹通川の橋近くには駐車場が完備されており、階段を下りて川まで行けます。干潮時にはマングローブの根の部分が姿を現し散策を楽しめます。橋の下は満潮時でも水深が浅めなので釣りは不向きかもしれません。トイレはありませんので済ませてから楽しんでくださいね。
ディープなマングローブをカヌーで楽しむ
吹通川のマングローブをカヌーで楽しむことができます。船とは違い、目線が水面に近いことで、自然と一体となる感覚に。
また、静かにカヌーを漕いでいると様々な音が聞こえてきます。小動物が動いている音や鳥の声など「生きている森」を感じとることができます。
このような大自然いっぱいのマングローブをカヌーで上流まで行き、トレッキングで奥地の「屋比久の滝」まで目指すことができます。ここにたどり着くまでもちょっとした冒険気分♪ 滝つぼもあり日常を忘れて解放感でいっぱいに!
このマングローブカヌー&滝が3時間ほどで満喫できます!




「屋比久の滝」は「縁結びの滝」とも呼ばれているので、カップルにもおすすめですよ❤
マングローブカヌーはツアーで行くのがおススメです。ガイドさんがマングローブの動植物を熟知していて、楽しませてくれます。またお子さんも安全に楽しむことができます。初心者でも大丈夫です!
おすすめは、アットホームでリピーターの多い「海音」さん。ご夫婦で切り盛りしており、海やマングローブに関してはベテランの頼れるお二人です。サンセットカヌーや滝までのトレッキングなどメニューも豊富!(^^)!。リーズナブルなのも嬉しいです。旅の楽しい思い出にぜひどうぞ!!写真が上手なオーナーさんが撮ってくれたCD-Rプレゼントもとても嬉しい!!
👇は海音さんの海でのシュノーケルです。海でのシュノーケルの他、フィッシングもあります。

マングローブカヌー
大人 3,000円
小学生 2,000円
3歳未満 1,000円
*約90分程度
マングローブカヌー&滝
大人 5,000円
小学生 4,000円
3歳以上の未就学児 2,000円
3歳未満 1,000円
*約3h程度
*マリンブーツ、防水バック貸出有。雨の日はカッパの貸出も有ります。
冬は風を通さないウインドブレーカーなどがあれば良いと思います。
特に必要なものはありません。タオルの持参ぐらいです。
詳細は☛海音さんホームページ
ヒルギの種類とその特徴

特徴を覚えて、実物を見るのがおすすめです!
ヒルギの特徴は葉っぱと根っこにあります。
・ヤエヤマヒルギ・・・タコのような根(支柱根)をアーチ状にひろげています。

・オヒルギ・・赤い花をつけることから別名アカバナヒルギといいます。葉っぱの先がとがっています。根はヒトが膝を折り曲げた形に似ているので膝根と呼ばれています。根の中はすきまがあり、空気をためています。

・メヒルギ・・・根っこが、板状になっているので板根と言われています。また、葉っぱの先は丸まっていて、白い花が咲きます。


オヒルギとメヒルギは雄と雌の木と思われがちですが、全く別の種類の木です。

これらのヒルギの根本はエビやカニや魚の絶好の隠れ家となっています。
不用意に環境を変えるような行為は禁止されています。
また、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギは黄色くなった古い葉に塩分をためて、落葉させることで、塩分を排出されていると言われています。

黄色い葉をかじると、少し塩辛いです。試してみて!
事前に動植物を調べてからマングローブ体験をすると楽しさも倍増です!
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